200系アトレーワゴンの警告音解除方法
200系アトレーワゴンを入手して乗っていると、エンジンをかけた時や走行中、助手席側から
ピーーーーーー
と5秒ほどけたたましく鳴る警告音の正体と改善策を記載します。
原因は「クラッシュディテクションセンサー」と「集中ドアロックリレー回路」
シートベルトもオーディオも全く関係ありません。
200系アトレーワゴンには、万一の事故の際にクラッシュディテクションセンサーが衝撃を感知し、なおかつエアバッグとシートベルトテンショナーが作動すると、「事故に遭った」と判断し、自動的にドアロックを解除、ハザードを点滅、ルームランプ点灯、ヘッドライトをハイビームで点灯、クラクションも鳴らしっぱなしにするという機能が搭載されています。
万一の事故の際には後続車への警告、崖下への転落時には存在を知らせるという点でとても有用な安全システムです。
ドアロックを解除する為に、センサーからの信号が集中ドアロックリレー回路にも送られます。
しかし、200系は1999年から2005年のモデルで10年以上経過しているので、このクラッシュディテクションセンサーが劣化して不具合を起こし、わずかな衝撃でも検知して警告信号を送ってしまい、リレー回路に内蔵されているブザーを鳴らしてしまいます。
対策は2種類。
対策1:クラッシュディテクションセンサーを新品交換
クラッシュディテクションセンサーさえ正常動作すれば、けたたましい警告音が鳴らなくなります。
これはディーラーでお願いして下さい。
ただし、センサー自体の部品代は3,000円ほどですが、工賃を入れて8,000円から1万円ほどかかります。
ご自身で交換する場合は、前席中央の足元にセンサーがあるので、足元のパネル類やカーペットマットを全部取る必要があります。
対策2:集中ドアロックリレー回路にあるブザーを黙らせる
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お金がかからず、30分でできる手軽な方法をご紹介します。
集中ドアロックリレー回路にけたたましく鳴るブザーが組み込まれています。
コイツが原因ですね。
リレー回路の場所と取り外し方
まずは念のため、バッテリーの+端子を抜いておきましょう。
バッテリーは運転席のシート下です。
助手席のグローブボックスを開けて、右奥に見えるピンを抜き、ボックスを取り外します。
取り外したらスグにリレー回路が見えます。
+ビス1本で留まってるだけなので、手持ちの+ドライバーで取り外せます。
裏返して+ネジ2本を外せば、すぐに電子基板が取り出せます。
問題のブザーはコイツです。
コイツを何らかの方法で黙らせればミッション終了。
ブザーの穴をテープで塞ぐも良し、穴に接着剤流し込んで黙らせても良し。
私は、去勢しました。
ラジオペンチなどでグリグリやれば10秒で取れます。
ブザーが鳴らなくなるだけで、安全システムの機能には何も影響を及ぼしません。
これで永久にうるさい警告音とおさらばできますよ。
皆さんの助けになれば幸いです。
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