車中泊のメリット・デメリット
車中泊のメリット
お金の節約
一番の魅力は何といってもお金を節約できることです。
全国的に平均して、素泊まりの安い宿泊施設で一泊3,500円はかかると思います。
最近は道の駅やサービスエリアがとても充実しているので、それらを最大限に活用して格安の旅行を実現する事ができます。
気軽にできる
宿泊施設を予約したり、チェックイン・アウトの時間に縛られるといった制約がありません。
コンビニやファミリーレストランも24時間営業しているので、食事にも困りません。
自由な時間と自由なスタイルで出来るのはとても魅力的です。
趣味としても楽しめる
キャンピングカーなどを購入して、趣味として楽しんでおられる方もいらっしゃるようです。
キャンピングカーは非常に高価なのであまり多くありませんが、軽自動車でも最近は荷室がとても広くなり、車中泊をする人の事も考慮に入れて設計されはじめています。
テントを張ったり片付けたりする手間も要らないので、本格的なアウトドア用品を揃えなくても気軽に楽しむ事ができます。
車中泊のデメリット
座ったまま寝てるとエコノミー症候群に!
震災の影響でやむを得ず車中泊をする方が多かった時、大きな問題になりました。
エコノミー症候群は長時間同じ姿勢を取るなどによって血管に血栓ができてしまい、最悪の場合は死に至る突発性の危険な病気です。
対策としては、座席に座ったまま長時間寝ない、水分を取って血流を良くする、などが挙げられます。
工夫しないと寝苦しい
トップ写真のホンダフリードのようにフルフラットになる車ならまだマシですが、それでも凸凹や金具などが体に当たっていると地味に痛く、快眠できません。
フルフラットにならない車だとさらに寝心地が悪いので、快眠の為にはいろいろな工夫が必要です。
夏は相当暑い!!
車全体が鉄板で覆われていますので、夏は日光の熱で車内は相当暑くなります。
近年では赤外線カットガラスなどが採用されていますが、それでも日光を避けて日陰に駐車し、サンシェードを使用する必要があります。
暑いからといってエアコンをかけっぱなしにして寝ると近隣の迷惑になりますし、ガソリンを大量に消費してエコにも節約にもなりません。かといって窓を開けると虫が入るので、虫よけの網を用意するなどの工夫が必要です。
冬はかなり寒い!!
上記の通り車全体が鉄板で覆われており、断熱材のないガラス部分が多いので、冬の車内もかなり冷えます。
雪が積もるような場所の場合、エンジンをかけて暖房を入れたまま寝てしまうと、一酸化炭素中毒でそのまま永眠してしまう事もあります。
何メートルも積もるような豪雪地帯での車中泊は、雪で脱出不能になる事もあるので避けた方が良いでしょう。
一晩中エンジンをかけているのもかなり迷惑なので、駐車できる場所をお借りしている以上、マナーを守りましょう。
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