車中泊の注意事項
エンジンをかけたままにしない!
場合によっては死亡事故につながります。
排気ガスがこもるような場所や、雪や草によってマフラーがふさがれてしまうと、車の隙間やエアコンの通気口などから排気ガスが車内に流入し、一酸化炭素中毒になる事があります。
一酸化炭素は無味無臭無着色なので、就寝したらそのまま永眠してしまう事があります。
2017年2月のニュース
11日午後1時45分ごろ、京都府宮津市溝尻の住宅の敷地内にとめた車の中で、住人の漁業者の男性(62)が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認された。京都府警宮津署によると、車の後方には1メートル以上の雪が積もっていた。署は雪でマフラーがふさがれたことで排ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒で死亡した可能性が高いとみている。
署によると、事故当時、現場周辺は大雪に見舞われ、約60センチの雪が積もっていたという。また、住宅の屋根から車の後方に大量の雪が落ちたような跡があった。
男性が11日午前に車のそばで雪かきをしたり、漁具の手入れをしたりしているのを家族が目撃していた。男性は、エンジンをかけて暖房をつけた車の中で、しばしば休憩していたという。
こういった悲しい事故が車中泊でも実際にあり得ます。
また、運転席に座ったまま就寝した場合も、寝ている内にアクセルを踏んで全開にしたまま気付かず、車が炎上し死亡する事もあります。
上記のケースは実例として先人たちが教訓を残して下さっています。
「そんな事あるの?」と疑う事無く、十分に注意して下さい。
何より、エンジンをかけたままだと騒音になります。
近隣の方々への配慮もお忘れなく。
車中泊可能な場所かどうかチェックする
車中泊を禁止している道の駅やサービスエリアもあります。
また、車中泊はOKでも、車外で火を用いる事を禁止している場所もあります。
インターネットで調べたり、現地のスタッフに確認するなどしてマナーを守って下さい。
サービスエリアなどの駐車場で、アスファルトの上に直接石やブロックを組んで火を起こしてバーベキューをしたり、飲んで騒いでトラブルを起こしたり、その上ゴミを放置する・・・という信じられないような事をする人たちがいるので、火気の使用や車中泊を制限する所が増えています。
注意事項とマナーを守って快適な車中泊を!
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